カレッジリングをしている人はどのくらいいるんでしょうか?

代表的、とは言わないと思いますが指輪というものの歴史を遡っていくとどうしても指輪物語やソロモン王というものに行き当たる人も中々いるかも知れませんね。ただこうした指輪は現実に存在しているわけではないので話しにならないと思いますので、ここからは少し現実的な話へと移行していきましょう。指輪というものが非常に儀礼的なものとして扱われている、というよりは本来の使用用途としてはそれが正しいと認識した方がいいかもしれません。現代でいうところのアクセサリーとして用いるといった装飾品の一つとして、意味を持たない飾りとして利用されているのは現代におけるアクセサリー用途だけかもしれません。総体的な歴史から換算してみると、やはり儀礼的な意味合いの方が圧倒的に利用しているという意味合いを含んでいる指輪の存在が大多数であると、断言して何ら問題ないでしょう。

結婚指輪や婚約指輪といったものの他に、何らかの記念として送られる指輪というモノは種類も豊富で様々となっています。そんな記念リングの中には『カレッジリング』と呼ばれているものがあります。文字通り学校、主に大学を中心として卒業すると記念で贈られる指輪というものがあります。カレッジという単語そのものが大学を意味していることも関係していることも関係していると思いますが、大学以外にも専門学校、または高等学校などでも贈られることがあるそうです。ここではそんなカレッジリングについて話をして行くことにしましょう。

まずはこちらのカレッジリングについてですが、実は実名というものがあります。それはスポーツの優勝時に作られるチャンピオンリングやクラブ、グループなど動向の志で仲間の証として作られていた『クラブリング』や、表彰や褒章を受けた記念として『記念リング』、企業のマークや周年記念で作られている『コーポレートリング』、さらに職人がある程度の地位になった場合に作られる『メソニックリング』といったものも存在しています。カレッジリングという、記念に作られる指輪としてはコレだけの種類が存在しているのです。別名などと呼称している人もいますが、意味合い的には確かに記念の一環として製作されたものとなっていますが、込められた思いなどを考えたら別ものだと判断した方がいいかもしれません。何かと記念ということにこだわりを見せる人もいますから、そういう意味ではこうして形として残せるという意味ではいいかもしれませんね。

カレッジリングの歴史

カレッジリングというものは当然ですが、日本で生まれたものではありません。というよりも日本でこうしたカレッジリングを卒業記念として製作している学校の方が現代的に考えてもあまり数としてはそこまで多くないのでは、と思います。筆者の高校時代の卒業記念として贈られたものとしては、簡易的な朱肉付きの印鑑とケースを贈呈されるという、なんとも実用性に富んだものでした。

日本ではそれほど馴染みのないものとなっているカレッジリングですが、そんなリングの原点ともいえるところは『シグネットリング』と呼ばれている、ヨーロッパ貴族が各々の紋章をリング丈夫に彫刻した大型リングがその全ての発端だった、そのように考えられています。またヨーロッパにおける紋章というものは中世期においては家柄や身分などを表しており、当然それらを示すために指輪などにはそうした厳密な規則に従って作成されていくことになります。分家や縁組と派生して行くことでさまざまなバリエーションが生まれることになり、自らの出自を表すものの一つとして一人ひとり別々のデザインで作られることもあります。封蝋にのために用いられることもあり、リング上部の紋章を押し付けて、『この手紙は間違いなく自分が描いて、封をしたもの』と証明するといった意味合いも持っていました。日本ではこうしたリングを『印台リング』とも呼ばれていましたが、これは本来の目的や用途を理解されていなかったことから、『指輪の形の一種』といったものとして普及することになっていきます。

カレッジリングといっても国によってはリングの意味している意味合いは異なっています。ここでは簡単に代表的な国としてイギリスとアメリカの違いについて話をして行くことにしましょう。

イギリスの場合
オックスフォード大学などの卒業生に贈られるものとして、『秀才の証』として卒業記念に作られています。イギリスに用いられるカレッジリングには9カラットの金が好まれており、これは英国王室が使用している宝飾品などにも用いられていることから、王室御用達の『British Gold』とも呼ばれています。
アメリカの場合
アメリカのカレッジリングについては、1835年に陸軍士官学校卒業生が作ったものが全ての発端となり、その後アイビーリーグの大学にも伝わったことで、現在にまで知られるようになります。そして現代社会において最もカレッジリングの製作に盛んな国としても知られるようになっています。
日本では
そんな世界の状況から考えて日本においてカレッジリングというものはどのように見られているのでしょうというところですが、そもそもカレッジリングというものがどのように使用されるべきものなのかということを理解していないこともあって、あまり普及していないのが現実となっています。大学などの卒業記念としてはそこまで利用されていないのが現状となっているのもありますが、日本では基本的に『指輪の形状をしている、ちょっと複雑な彫刻が施されたもの』という風に考えられています。

カレッジリングの形について

カレッジリングの形として最もオーソドックスなものとしては、オーバル型の大粒ストーンをセンターストーンとしているタイプが主流となっています。他にも角型のストーンや長方形のストーンを利用した減りテー字型もありますが、日本ではこういったものはほとんど見かける事はありません。そもそもカレッジリングそのものを製作しているところも少ない事を考えたら、と考えたほうが自然かもしれません。他にもシグネットリングやバンドリングといった標準的なリングも作られていたりしますが、これらには簡単に卒業年度のみを彫刻したものも存在しています。